本記事では白色・無色の宝石をまとめてご紹介していきます。
白色・無色の宝石とは?白色・無色の宝石をまとめました
白色・無色の宝石は以下が挙げられます。
白色・無色の色とは

写真は南洋白蝶真珠やアコや真珠などを使用したジュエリー。
白は、すべての光を反射する色で、色相や彩度を持たない無彩色のひとつです。色の中でも最も明るく、膨張色・伸縮色・軽量色としての性質もあります。
白色・無色が持つイメージ・意味
白は、清潔・無垢・神聖・正義・軽やかさ・始まり(スタート)といったイメージを持たれる色でもあります。
白色・無色に合う配色
どんな色とも相性が良く、他の色を引き立てるともできる万能カラー。コーディネートしやすい色です。
白・無色の宝石はこんな方におすすめ
- 落ち着いた上品な印象を持たせたい方
- 清潔感・信頼感を演出したい方
- 年齢や服装を問わず、長く愛用できる宝石を探している方
- 色がもつ意味(純粋・誠実・永遠など)を重視したい方
白色・無色の宝石たちを簡単にご紹介していきます!
白色・無色の宝石「ダイヤモンド」

ブライダルにも最適で人気が高く、「宝石の王者」として知られています。
ダイヤモンドの品質は、G.I.A.(米国宝石学会)が定めた評価基準「4C」に基づいて評価されます。
4Cのひとつである「Color(カラー)」では、無色のDから薄い黄色のZまでのグレードがあり、無色に近いほど価値が高まります。中でもDカラーは最上級のグレードで、完全に無色・透明な輝きが魅力。非常に希少価値が高く、特に高い人気を誇ります。
白色・無色の宝石「ホワイトサファイア」

色味のないサファイアは「ホワイトサファイア」と呼ばれ、ダイヤモンドの代替石としても人気があります。
ダイヤモンドに比べると輝きは控えめですが、その落ち着いた輝きには気品があり、上品な印象を与えます。
モース硬度は9と非常に高く、日常使いにも適した宝石です。
白色・無色の宝石「パール(真珠)」

美しく上品な光沢を持つパール(真珠)は、貝の中で形成されることから、生物が生み出す「有機宝石」に分類されます。真珠の色合いは、真珠本体の色(実体色)と、光の屈折や反射によって現れる色(干渉色)が重なり合うことで生まれます。
古代から人々に親しまれてきた宝石のひとつであり、天然パールの最古の記録は、紀元前2206年の中国にまでさかのぼります。それ以来、何千年にもわたって、富や地位の象徴として、世界中の人々を魅了し続けてきました。
白色・無色の宝石「ジルコン」

人造石のキュービックジルコニアと混同されがちですが、ジルコンはれっきとした天然の鉱物です。
しかも、ジルコンは地球上で最も古い鉱物のひとつとしても知られています。
ダイヤモンドに非常によく似た特性を持ち、特に無色のジルコンは、ダイヤモンドの代用品として長く用いられてきました。
白色・無色の宝石「ゴッシェナイト」

ゴッシェナイトとは、無色透明のベリルのこと。エメラルドやアクアマリンと同じ鉱物のグループです。
アメリカのマサチューセッチュ州のゴーシェンで最初に発見されたため、「ゴッシェナイト」の名が付きました。完全な無色透明で宝石品質のものは珍しく希少です。
白色・無色の宝石「白蝶貝」

アコヤ貝の中でも特に大きな種類で、真珠を形成する硬く美しい真珠層を持つ白蝶貝(しろちょうがい)。
その内殻は非常に硬く、削って形を整えることで、ジュエリーとして生まれ変わります。
白蝶貝ならではの上品な光沢が魅力で、ひとつひとつ光り方が異なるため、個体ごとの表情の違いも人気の理由です。
白色・無色の宝石「ムーンストーン」

6月の誕生石ムーンストーンは、長石(フェルドスパー)グループに属する宝石で、青白く幻想的な輝き「シラー効果」が特徴です。
ボディカラーは白や乳白色が多く、透明から半透明、そして不透明までさまざまな種類があります。
ヒンドゥー教の神話では、「月の光が固まってできた石」と語られ、神秘的な存在として人々に愛されてきました。
白色・無色の宝石「ロッククリスタル(水晶)」

和名は「水晶」。石英(クォーツ)の一種で、その中でも特に透明度が高く、無色透明のものは「ロッククリスタル」と呼ばれます。
古代には、決して溶けない氷のシンボルとして珍重され、自然のままの姿で鑑賞されたり、容器や装飾品として利用されたりしてきました。
白色・無色の宝石「白メノウ」

和名はメノウ(瑪瑙)、英語では「アゲート(agate)」と呼ばれています。
古代シュメール人やエジプト人に尊ばれ、お守りや容器、装飾品として用いられてきた、最も古くから知られる宝石のひとつです。ローマ時代には、メノウにインタリオ(沈み彫り)を施したシグネットリング(印章指輪)が大変人気を博しました。
透明なものから不透明なものまで幅広く、個体ごとに異なる模様や色合いを楽しめるのも魅力です。
白色・無色の宝石「ホワイトオパール」

幻想的な遊色効果(プレイ・オブ・カラー)が魅力のホワイトオパール。柔らかで優しい、ゆらめくような輝きが多くの人を魅了しています。
地色は乳白色で半透明。光の回折によって現れる色彩は、まるでクリームのような柔らかな光をたたえています。
ホワイトオパールは、オパールの中でも、地色が乳白色のものを指します。一方、地色が透明なものはウォーターオパールと呼ばれます。比較的産出量が多く、幻想的で柔らかな美しさを持つことから、人気の高い宝石です。
まとめ
今回は、白色・無色の宝石をご紹介させていただきました。
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