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宝石辞典

【まとめ】知っておきたい宝石「クォーツ」の基礎知識

1995年12月7日

「クォーツ」について基礎知識をまとめました。

クォーツとは

ジュエリーにセッティングするほど美しいものが豊富に産出されるわけではありませんが、クォーツ(石英)は様々な地質の場所で見られ、あらゆる種類の岩石に含まれています。

種類やカラー、形状も豊富で、様々な種類のクォーツが何千年ものあいだ宝石として使われてきました。

クオーツの特徴
原産地 オーストラリア、ボリビア、ブラジル、インド、ケニヤ、マダガスカル、モザンビーク、メキシコ、ロシア、南アフリカ、タンザニア、ウルグアイ、ザンビア
多種
属性 クォーツ
硬度6.50 - 7.00
屈折率1.53 - 1.55
比重2.58 - 2.91

> クオーツを使用したジュエリーを見る

名前の由来

ギリシャ人は元々クォーツに「氷」の意味の「クリスタロス」という名をつけましたが、その後すべてのクリスタルの名称になりました。

クォーツという現代名は、サクソン語で「鉱脈が交差した鉱石」という意味の「クェルクルフテルツ」という語が語源です。

クオーツの伝説・歴史とは

古代インドでは、クォーツはエネルギーを保つだけでなく、それを転換させるものであると考えられていました。現在でもクォーツの結晶は瞑想用に広く使われています。ヒーリングの性質や、それとは別の哲学的な力があると信じられているからです。

民間伝承では、クォーツは感受性の高い宝石で、平和や愛といったプラスのエネルギーを引き寄せる力があるとされています。クォーツの神秘的な力は、感情のバランスを取り、心の安らぎをとって調和を持たせ、絆を深めたり、攻撃性を抑え、自尊心を高めるとも言われています。

クオーツの特徴・特性とは

クォーツの宝石は、それぞれの結晶の大きさによって通常2つのグループに分けられます。

顕晶質のクォーツ

顕晶質という結晶の大きいクォーツには、次のようなメジャーな宝石がたくさんあります。

  • アメシスト
  • アメトリン
  • シトリン
  • グリーンアメシスト(プラシオライト)
  • ローズクォーツ
  • ルチルクォーツ
  • スモーキークォーツ
  • タイガーアイ

潜晶質のクォーツ

潜晶質のクォーツは、個々の結晶が小さくて判別しにくいものを言います。カルセドニーはそのうちのひとつの名前ですが、同時に潜晶質のクォーツ全体を指す包括的な語としても使われます。次のような古代から好まれていた多くの宝石が含まれています。

  • アゲート
  • カーネリアン
  • サード
  • クリソプレーズ
  • ブラッドストーン
  • ジャスパー

クォーツの光学的効果

クォーツにはスター効果(アステリズム)キャッツアイ効果(シャトヤンシー)といった光学的効果が見られるものがあります。

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様々な種類があるクォーツ

アメシスト

アメシストはクォーツの女王で、品質の良いものはクォーツの中でも特に人気が高い宝石です。

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アメトリン

アメトリンはバイカラー(二色)の宝石。アメシストの色の部分とシトリンの色の部分がひとつの石になっています。

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ブルームーンクォーツ

ブルームーンクォーツはデュモルチェライトクォーツ、あるいは単にデュモルチェライトとも呼ばれます。

不透明または半透明のブルーのクォーツで、この色は繊維状の苦土リーベック閃石やクロシドライトの微細なインクルージョン(内包物)によるものです。

名前に「ブルームーン」とついていることから分かるように、この宝石は澄んだ夜空に輝く月のように見えます。

クリスタル療法では、ブルームーンクォーツは組織能力や自己鍛錬力、統制力を高める宝石とされています。

シトリン

シトリンはイエローをしたクォーツで、フランス語でレモンを意味する「シトロン」がその名の語源です。

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ファントムクォーツ

ファントムクォーツは「ファントム」という現象を見せる珍しい宝石です。

ファントムクォーツは、以下の名前で呼ばれることもあります。

・ゴーストクリスタル
・スペクタークリスタル
・シャドークリスタル

ファントムはクォーツの結晶中に時折見られるもので、初期の成長の跡が木の年輪のように残っているものです。

グリーンアメシスト(プラシオライト)

グリーンアメシスト(プラシオライト)は様々な商品名で取引されるため混同されやすく、他の種類の宝石と間違われやすい宝石です。

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レインボークォーツ

レインボークォーツは見た目がミスティックトパーズに似ており、それと同じ物理気相成長法(PVD)でコーティングされています。上質の天然ホワイトクォーツにこの処理をすると、トリートメントは通常に使用する限りは永続します。

レインボークォーツは以下の種類も含みます。

・ラベンダークォーツ

・ネプチューンクォーツ

・フクシアクォーツ

・コーラルクォーツ

スモーキークォーツ

スモーキークォーツはコニャック色など茶系の色合いの透明なクォーツです。

「シャンパン・オン・アイス」とも呼ばれるスモーキークォーツは、アルミニウムを含むため、このような豊かな色合いになります。

スモーキークォーツの一種であるカンゴームは、スコットランドのハイランドの伝説がその名の由来になっています。スモーキークォーツはスコットランドの国石であり、王家の笏(しゃく)の一番上には大きなスモーキークォーツが輝いています。

ロッククリスタル(ホワイトクリスタル)

ロッククリスタル(別名ホワイトクォーツ)はカラーレスのクォーツです。

ローズクォーツ

ローズクォーツはピンク色のクォーツです。

透明なものはめったになく、ファセットカットにふさわしいグレードの宝石はかすみのかかったような美しさを見せてくれます。

ルチルクォーツ

ルチルクォーツは美しい宝石で、透明なカラーレスのクォーツに金色のルチルの針晶がインクルージョン(内包物)として多く含まれているものです。

ルチルクォーツは、以下の名前で呼ばれることもあります。

・ルチライト

・ルチレイテッドクォーツ

・ビーナスヘアー

・キューピットダーツ

タイガーアイ

タイガーアイはアスベスト鉱物であるクロシドライトが、繊維状の構造を保ったままクォーツ(石英)に置換されたものです。通常は金色、または銅色になります。

青みがかったタイガーアイは、「ホークスアイ」と呼ばれます。

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スタークォーツ

スタークォーツは、スター効果※がはっきりと表れた魅力的な宝石。カラーレス、ブルー、ピンク、シルバーがあります。

スタークォーツのスター効果は6条で、宝石を動かすと動いて見えます。スターが透過光によって見えることもあり、この現象をディアステリズムと言います。

スター効果とは

「アステリズム」とも呼ばれる「スター効果」は、2本あるいはそれ以上の交差した光の筋が宝石の表面に現れる反射効果のことを指します。

まとめ

「クォーツ」の特性、特徴、希少性、石にまつわる伝説・歴史についてご紹介いたしました。

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