「スペサルティンガーネット」について基礎知識をまとめました。
スペサルティンガーネットとは
赤色系ガーネットのパイラルスパイト系統の中のスペサルティンガーネットは、オレンジ赤色、帯紫赤色、帯赤褐色などの色を示すマンガンを含むガーネット。純度が高ければ明るいオレンジに、鉄の含有量が多くなるにつれて暗いオレンジから赤色になります。
スペサルティンガーネットの名前は、1800年代半ばに最初に発見されたバイエルンのスペッサルト地方に由来しています。
マンダリンガーネットとタンジェリンガーネット
強烈な輝きを放つマンダリンガーネットとタンジェリンガーネットは、珍しいオレンジがかった赤い色のスペサルティンガーネットの仲間。
マンダリンガーネットは、1991年、ナミビア北西部のアンゴラとの国境であるクネネ川近くの雲母に埋まっているのを発見されました。1994年、ナイジェリアの南西部で新たな鉱床が見つかりましたが、それから間もなくアフリカの宝石大国タンザニア、またアルーシャとレラテマで、伝説の宝石の鉱床が見つかったのです。
当初は「クネネ・スペサルティン」あるいは「ホランダイン」と呼ばれていましたが、印象に残りやすいマンダリンガーネットとタンジェリンガーネットという名前が使われるようになりました。
まとめ
「スペサルティンガーネット」の特性、特徴などについてご紹介いたしました。
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