「ロードライトガーネット」について基礎知識をまとめました。
ロードライトガーネットの特徴と特性
赤色系ガーネットのパイラルスパイト系統の中のロードライトガーネットは、ワイン色の宝石として赤系ガーネットの中で最も人気があり、パイロープガーネットとアルマンディンガーネットの中間成分を含んだ固溶体です。
硬く耐久性があり品質向上処理の必要もなく、汚れも取りやすいので、ジュエリーに理想的。沖積鉱床で水で削られた小石の形で発見されることが多いのですが、時には変成岩の母岩から直接掘り出されることもあります。
色合いは、ピンクからラベンダーまであり、もっとも価値があるとされるのはラズベリー色。
ロードライトガーネットの名前の由来
「ロードライト」という名は、ギリシャ語でバラを意味する「ロード(Rhodo)」が語源で、直訳すると「バラの石」という意味。この名前は、アメリカのノースカロライナ州で見つかったシャクナゲの花を思わせる色をしたガーネットのために、19世紀後半に初めて使われました。
ロードライトガーネットの産地
ロードライトガーネットは、1882年にアメリカのフロリダ州で発見されました。その後、ロシアのウラル山脈で産出され、ロシア帝国の繁栄を象徴する宝石となりました。
1987年に発見された比較的新しい鉱床のスリランカ、ジンバブエ、そしてタンザニアのカンガラ鉱山から、見事なロードライトガーネットが採掘されており、その後、きらびやかなラズベリー色のものがタンザニアのルブマ、ムトラワ、リンディなどの地方でも見つかっています。
まとめ
「ロードライトガーネット」の特徴や特性についてご紹介いたしました。
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