毎週土曜日放送の「極みの宝石ショッピングアワー」でご紹介した商品の中から、さらに厳選した「極みの中の極み」ジュエリーを取り上げてまいります。

GSTV番組ガイド誌「GSTV FAN」2023年11月号掲載

パッション・レッドのリングをご紹介

私もホットピンクの宝石たちが大好き！
ピンキッシュレッドの最高峰「パッション・レッド」

まずはトレンドレッドと言えばルビー。その中でも人気がありながら、より一層注目度が増しているピンキッシュレッドの最高峰「パッション・レッド」。

ルビーの最高峰と言えば「ピジョンブラッド」が有名ですが、近年、産地の同定が細分化されるにつれ、それぞれ独自の色の出方を評価する動きがあります。実際、多くのルビーを見ていると、セカンドカラー（主に青、ピンク）やその産地に紐づくインクルージョンによっても色合いや彩度明度も微妙に違いがあるのがわかります。特に感覚的に「華やかさ」を感じるミャンマー産のピンク系統は、ミャンマーを訪れた際も別格の扱いを受けていました。

私も個人的にホットピンクの宝石たちが大好きです！

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PT950 ミャンマー産 非加熱パッション・レッドルビー（特優） H&Cダイヤ（リリーダイヤカット） リング RB 3.20ct D 3.67ct（LI）

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ブラックオパールのリングを紹介

オパールの中の妖精たちが美しい光のダンスを披露

続いては冬のイルミネーションに負けない、奇跡の宝石です。ブラックオパールの中では全部がオパール層でできている、所謂「クリスタルオパール」。

この石は黒い「ポッチ」がほぼないので斑の出方が鮮やかになりにくいのが特徴です。ところがどっこい！ こちらの逸品は虹のスノードームのように柔らかく鮮やかな遊色効果を楽しめます。かなりのハイドームも手伝って、手の動きに合わせてオパールの中の妖精たちが美しい光のダンスを披露してくれます。枠も素晴らしく、贅沢にもオーバルカットのダイヤモンドがシャトン部分を取り巻いていて、あたかも二階建てのメリーゴーランドのよう！

本当にブラックオパールは見るたび全てが新しい表情を魅せてくれる楽しい石です。

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PT950 ブラックオパール ダイヤ リング BO 3.685ct D 3.07ct

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ムンシュタイナーカットのリングをご紹介

せっかくならムンシュタイナーのリングでパーティーの主役に

今月最後は「夜の女王」と呼ばれる、夜会の服のための必須宝石、アクアマリン。せっかくならワンランク、いや2ランク格上げするムンシュタイナーリングでパーティーの主役になってください。

こちらの作品は今年のツーソン仕入れで、枠もムンシュタイナー工房のもの。しかし、実際に制作されたのは初期の頃だそうです。原点回帰のような直線と鋸刃のカットが織りなす、まさに現代アートを地でいく作品です。ムンシュタイナー作品の良さは大きさがありながらも高さが抑えられているところ。

かさばりたくない冬の装いにもマッチする上、日中からつけられる最高級ジュエリー。その使い回しの良さもご堪能ください。

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PT950/K18YG ムンシュタイナーカット アクアマリン スピリットサンカットダイヤ リング AQ 5.81ct D 0.10ct

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大松 彰（おおまつ あきら）

2015年秋 FGA（英国宝石学協会正会員）取得、ジュエリーコーディネーター１級、天然石検定１級、真珠のプロSA（シニアアドバイザー）　※「宝石王子®」は大松彰の登録商標です。

＞大松 彰のプロフィール・Q&A

毎週土曜19時放送の「極みの宝石ショッピングアワー」

毎週土曜19時放送の「極みの宝石ショッピングアワー」。番組が気になる方は、GSTVオンラインストア「TV番組表」から録画放送をご覧いただけます。ぜひチェックしてくださいね。

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