今回は、たくさん種類のある宝石カットの内の一つ「アンティーククッションカット」について説明していきます。
宝石の各部の名称
アンティーククッションカットを説明する際に、宝石の各部の名称が文中に度々登場します。各部の名称をチェックしてくださいね。
宝石の各部の名称
ファセット:宝石の表面に施された一つ一つの面を指します。
名前の由来
アンティークという言葉はラテン語で「古典的な」という意味の 「antquis」 から来てます。
「オールドマイナー」または「オールドユーロピアン」カットとしても知られていて、19世紀末期から20世紀初頭にかけて一般的だった大きなファセットの深いカットと、現代的なオーバルカットとの折衷のように見えるからです。ソファーのクッションのように見え、たいてい「クッション」という言葉が「アンティーク」という言葉と組み合わせて使われますが、通常四辺が等しい長さである場合だけに使われる名称です。
アンティーククッションカットは、枕の意味である「ピローカット」または、電気の光以前、宝石がろうそくの光にきらめいていた頃にデザインされたカットであることに関連して「キャンドルライトカット」とも呼ばれることがあります。
アンティーククッションカットの特徴とは
初めはスリランカでカットされるルビーやサファイアに主に使われたカットです。
ファセット数はおよそ64。他のカットとは一線を画し、驚くほどロマンチックでクラシックな外見です。プリンセスカットと同様に、アンティーククッションカットは宝石の光沢を最大に生かします。
例えばこんなジュエリー
まとめ
今回はアンティーククッションカットについてご紹介させていただきました。
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様々なアンティーククッションカットの宝石を取り扱っておりますので、ぜひチェックしてくださいね。
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