バイカラーが美しい「アメトリン」の特性、特徴、希少性、石にまつわる伝説についてご紹介します。
アメトリンとは
アメトリンは、世界でも最も珍しい宝石のひとつ。なんとふたつの宝石がひとつになっているのです。アメトリンを構成しているのは黄金色に輝く日光のようなシトリンと、紫色の夕日のようなアメシストです。
アメトリンの特徴 | |
---|---|
原産地 | ボリビア |
色 | 金色&紫色 |
属性 | クオーツ |
硬度 | 7.00 |
屈折率 | 1.54 - 1.55 |
比重 | 2.65 |
アメトリン の伝説とは
アメトリンの主な産地「アナイー鉱山」
アメトリンの主な産地であるボリビアのアナイー鉱山は、17世紀にスペイン人征服者がアジョレオ族の族長の娘アナイーと結婚して、鉱山を持参金として受け取ってから世に知られるようになりました。
アメトリンが市場に出回るようになったのは1980年以降で、ボリビアのアナイー鉱山からの品が大量に出てくるようになってからです。
それ以前は、めったに目にすることができない宝石で、アメシスト・シトリンクォーツやトリスティン、ゴールデンアメシストなどと呼ばれていました。
アメシストにまつわる言い伝え
アメトリンは、アメシストとシトリン両方の超自然的な力をすべて備えているだけでなく、独自の性質も持っていると言われています。
アメトリンは黙想を助け、緊張をなだめ、否定的な要素を追い払い、偏見を消してくれるとも言います。
アメトリン の特徴・特性とは
アメトリンの珍しい色の組み合わせは、結晶構造の中に、それぞれの色を作る酸化状態の異なる鉄が存在することによるものです。
どのようにしてこうなるのかは、完全には解明されていません。
アメトリンの価値
アメトリンは、異なる顔をあわせ持つ驚くべき宝石です。なのでアメトリンの価値は、色がくっきりと分かれているか、そして色の彩度が高いかによって決まります。
アメトリンのジュエリー
色の違いを際立たせるために細長くカットされることが多く、指輪やイヤリング、ネックレスなどに向いています。特に大きめのアメトリンは魅力的なペンダントになり、パーティー・ドレスにぴったりです。
アメトリンのジュエリーを細工する際は、GSTVではいつもアメシストとシトリンの両方が裸眼でもくっきりと見えるかどうかに細心の注意を払っています。
まとめ
「アメトリン」の特性、特徴、希少性、石にまつわる伝説についてご紹介いたしました。
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