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ダイヤモンドの4C「カラー」とは?【宝石豆知識】

2020年9月1日

本記事では、ダイヤモンドを評価する際で使用する「4C」の内の一つ「カラー」についてご紹介します。

4C「カラー」とは

多くのダイヤモンドは、わずかに黄色や褐色がかった色あいが認められます。

よって無色に近いダイヤモンドは珍しく、その美しさは鑑定家からも高い評価を受けています。

GIAダイヤモンド・カラー・スケール

無色をD、ライトイエローやライトブラウンと呼ばれる黄色みが濃いカラーをZとして、黄色みの濃度に応じて等級付けされます。無色に近いほど価値が高まります。

D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z
Colorless
無色
Near Colorless
ほぼ無色
Faint
わずかな黄色み
VERY Light
非常に薄い色
Light
薄い黄色
  • Colorless(無色)…珍しく、価値も比較的高い。
  • Near Colorless(ほぼ無色)…素人目にはD、E、Fとまったく同じ色に見える。
  • Faint(わずかな黄色み)…ほとんど気づかないほどの黄色みがあるため、価格が安い。このグレードのダイヤモンドはお買い得と言える。

なぜDから始まるのか

GIAの評価システムができるまで、ダイヤモンドのグレードは「A」、「B」、「C」で表示されていました。

GIAでは、それまでのグレードと区別するためにも「D」から始めることにしました。

ダイヤモンドには他の色も存在します

通常の色の範囲から外れたダイヤモンドは「ファンシー・カラー」に分類されます。ほぼすべての色味(ピンク、赤、緑、紫、黒、青、黄、ほか)が存在します。

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まとめ

ダイヤモンドの4C「カラー」についてご紹介しました。

4Cには、カラー以外にもクラリティカットカラットの評価対象があります。合わせてチェックしてくださいね。

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