チャンネルセッティング（レール留め）とは？【ジュエリー豆知識】

今回は、たくさん種類のあるジュエリーセッティングの内の一つ「チャンネルセッティング（レール留め）」について説明していきます。

チャンネルセッティング（Channel setting）の特徴とは

別名「レールセッティング」または「レール留め」とも呼ばれるチャンネルセッティング。2本の貴金属の長いレールの間にガードル部分を挟まれた状態で、宝石が並んでセットされる技術です。

チャンネルセッティングの宝石はぴったりとくっつきあっているので、宝石の間に貴金属は必要ありません。これによって石が最大の輝きを見せることができます。当然ながら、チャンネルセッティングにはパビリオンが正確にカットされた宝石を使うことが大変重要です。カットが正確でないと、宝石がセッティングの作業中に欠けたり、後で外れて無くなったりします。

宝石の各部の名称

チャンネルセッティングに適した宝石とは

次のような各シェイプの石を使うと、石の間に金属が見えないので、その効果は息をのむほどです。

• スクエアカット
• プリンセスカット
• レクタンギュラー（長方形）カット

また現代的なジュエリーデザインでは次のようなカットの石が使われ、チャンネルセッティングがますます普及しています。

• ラウンドカット
• オーバルカット
• プリンセスカット
• エメラルドカット
• スクエアカット
• バゲットカット

チャンネルセッティングのジュエリー

チャンネルセッティングのジュエリーは、エタニティーバンドリングやテニスブレスレットで多く見られます。ちりばめた宝石がしっかりと鎖になって浮かび上がって見える、美しいアイテムです。

まとめ

今回はチャンネルセッティングについてご紹介させていただきました。

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