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宝石辞典

【まとめ】知っておきたい宝石「トルマリン」の基礎知識

1995年10月30日

知っておきたいトルマリンについて基礎知識をまとめました。

 

トルマリンの基礎知識

豊富なカラーバリエーションのトルマリン

華やかでロマンチックな歴史を持つトルマリンは、どの宝石にも見られない程の豊富なカラーバリエーションを持つ独特の宝石です。

100色もの種類があり、世界有数の多様さを誇っています。

そのため「カメレオンジェム」というニックネームがあります。トルマリンの主要な産地であるマダガスカルには、全世界に生息するカメレオンの種類の半数以上がいることを考えると、二重にふさわしい名前と言えるでしょう。

トルマリンの特徴
原産地 ブラジル、ケニヤ、マダガスカル、マラウイ、モザンビーク、ナイジェリア、スリランカ、タンザニア
多様
属性 トルマリン
硬度7.00 - 7.50
屈折率1.624 - 1.644
比重3.06(+0.20、-0.06)

>トルマリンを使用したジュエリーを見る

名前の由来

トルマリンの名前はシンハラ語で「混ざり合った」という意味がある「トゥルマリ」に由来しています。それは他の宝石と混同され一緒にされてしまったという歴史的ないきさつがあります。

10月の誕生石として制定

トルマリンは10月の誕生石として制定されています。宝石の石言葉は「心中の歓喜、安楽、忍耐」です。

10月生まれの方のお祝いとして、トルマリンをプレゼントに選ぶなんて方もいらっしゃいます。

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トルマリンの歴史・伝承とは

オランダの商人によって西洋に持ち込まれた

トルマリンがヨーロッパで再び登場したのは、スリランカ(かつてのセイロン)のおかげでもあります。

トルマリンは15世紀にオランダの商人たちに売られ、西洋に持ち込まれました。オランダ人はトルマリンの美しさを賞賛すると同時に、クォーツと同様に圧電性という特別な性質を持っていることを初めて発見しました。

トルマリンに魅了された、中国最後の女帝「西太后」

トルマリンに特に魅了された君主は、中国最後の女帝「西太后」です。

西太后はトルマリンを非常に好みました。特に、ピンクトルマリンやルベライトをこよなく愛していたそうで、その十分な財力で、カリフォルニア州サンディエゴのトルマリン鉱山で産出されたトルマリンを1トンも買ったということです。

トルマリンの特性・特徴とは

アフガニスタン産トルマリンの原石

和名は「電気石」

トルマリンの和名は「電気石」。その名の通り、トルマリンは熱を加えたり摩擦をかけられると帯電し、軽いものなら磁石のように引きつけるのです。

主な産出地

トルマリンの結晶が産出されるのは、花崗岩質ペグマタイトの鉱脈で、主に次の地域で採掘されています。

  • ブラジルのミナスジェライスの宝石鉱山地区
  • アメリカのカリフォルニア州サンディエゴ郡
  • ケニア
  • タンザニア
  • モザンビーク
  • マラウィ
  • マダガスカル
  • ナイジェリア

トルマリンの結晶は大きく、ジュエリーに使用される美しい品質のものは大量に採掘されるわけではありません。

トルマリンは鉱物のグループ名

トルマリンはひとつの鉱物グループ名です。

トルマリンの中でもメジャーなものは、ほとんどが「エルバイト」という種類で、イタリアの西海岸近くにある「エルバ」という島で発見されてこの名がつきました。

「エルバイト」は通常はグリーントルマリンのことを指し、他の色のエルバイトは、その色に関係する個別の名前がついています。

多色性

すべてのトルマリンは「多色性」といって、見る角度によって色が変わる性質があります。

この色の変化はそれぞれの石によって違います。変化がほとんど分からないものもあれば、はっきりと分かるものもあります。

それぞれの石の最高の色を見せるために、カット職人たちはファセットカットをする際に十分考慮しています。

ちなみにカットの形は、結晶が大きいことから結晶軸に沿って長方形にカットされることが多いです。

キャッツアイ効果(シャトヤンシー)

トルマリンの中には、ごくまれにキャッツアイ効果※が見られるものがあります。

キャッツアイ効果とは

別名「シャトヤンシー」とも呼ばれる「キャッツアイ効果」とは、猫の目のような一条の光が現れる光の効果のことを指します。

様々な種類があるトルマリン

グリーントルマリン

グリーントルマリンは、深いグリーンカラーで、エメラルドの魅力を備えているうえに、透明度がより高い宝石です。

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まとめ

トルマリンについて基礎知識をご紹介いたしました。

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