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宝石辞典

ラブラドライトの特性、特徴、希少性、石にまつわる伝説について

1995年11月26日

「ラブラドライト」の特性、特徴、希少性、石にまつわる伝説についてご紹介します。

ラブラドライトとは

きらめくパステルや深い金色をしていますが、魔法にかかったような色の動きが見られる「ブラック・レインボー」と呼ばれる種類もあります。ラブラドライトは途方もなく美しい宝石で、どの季節の洋服にも合わせることができます。

ラブラドライトの特徴
原産地 中国、インド、マダガスカル
無色、オレンジ、赤、スモークグレー、黄
属性 フェルドスパー
硬度6.00 - 6.50
屈折率1.55 - 1.57
比重2.65 - 2.75

> ラブラドライトを使用したジュエリーを見る

名前の由来

ラブラドライトの名前は、発見場所であるカナダのラブラドル半島から来ています。

ラブラドライトの伝説・歴史とは

病気を治す魔法の薬

ラブラドル半島の先住民たちは、魅力的な色の動きからラブラドライトを「ファイヤーストーン」と呼んでいました。神秘的な性質があるとして、宝石を粉にして、病気を治す魔法の薬を作りました。

想像力を解き放つ石

興味深いことに、近年の神秘主義者の中にも、ラブラドライトは魔法を助け、想像力を解き放ち、人間の限界を克服させてくれると信じている人たちがいます。

ラブラドライトの特徴・特性とは

ラブラドライトはナトリウムに富んだプレイジオクレース・フェルドスパー(斜長石)の一種です。

透明なラブラドライトは、比較的インクルージョン(内包物)もなく、赤やオレンジ、黄色、無色などの色があります。ただし「イリデッセンス」という虹のような色の効果を見せるスモークグレーの種類のほうが、ジュエリーに使われることが多いです。

虹のような色の効果「イリデッセンス」

光沢のある金属のような反射(シラー)はチョウの羽に似ているとも言われているイリデッセンス。宝石学者には「ラブラドレッセンス」とも呼ばれています。

イリデッセンスは光がある一定の角度から宝石に当たると、素晴らしい虹色の反射が見られるというもの。これは結晶の格子のゆがみやヒビなどが光に干渉し、光を虹色に分けるためです。スミレ色、青、緑、黄、金色、それに赤みがかったオレンジ色などが見られます。

ラブラドライトの色の動きを観察する時は、宝石を様々な角度から見た時のイリデッセンスの力と色の鮮やかさに注目してください。異なる色が見られると同時に、いくつかの色を見ることも出来るかもしれません。

ラブラドライトの一種「スペクトロライト」

ラブラドライトの一種・スペクトロライトは非常に珍しい種類の石で、虹の色を完璧に出すことができます。このスペクトロライトは昔からフィンランドだけで見つかっていましたが、現在はインドでも採掘されています。

まとめ

「ラブラドライト」の特性、特徴、希少性、石にまつわる伝説・歴史についてご紹介いたしました。

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