情熱や活力を象徴する「赤色」。この記事では、赤の色をもつ宝石の種類や、意味・イメージについて詳しくご紹介します。
赤色の宝石とは?赤色の宝石をまとめました
赤色の宝石には、以下のようなものがあります。
赤の色とは

英語で「red(レッド)」。トマトやイチゴ、炎、血液などを連想させる色で、三原色のひとつです。膨張色・進出色・暖色・興奮色に分類され、強い印象を与えるため、広告やロゴなどの「販売色・購買色」としてもよく使われます。
販売色・購買色
購買意欲を高める効果があるとされている色のことを指します。特に、白や黒、青、赤は「4大販売色」と言われています。
赤の色が持つイメージ・意味
赤は太陽や炎を思わせることから、「情熱」「活力」「エネルギー」を感じさせます。また食欲を刺激するとされ、食欲を増進させる効果も。
一方で、「注意」「危険」「怒り」などのイメージを持つこともありますが、日本では紅白のように「おめでたい色」としても親しまれています。
古くから魔除けの力があると信じられ、鳥居の色にも使われています。
赤に合う配色

- モノトーン系:白・グレー・黒など
- 同系色:オレンジ・ピンク・茶色など
- アクセント配色:ネイビー×白×赤で作る「トリコロールカラー」もおすすめ。フランス国旗をイメージさせる組み合わせです。
赤色の宝石「ルビー」

赤色の宝石といえば、まず思い出すのはルビーではないでしょうか。ルビーは、ラテン語で赤を意味する「ルフス」という言葉が名前の由来とされています。
古くからパワー、愛、ロマンスを呼び起こすといわれています。サファイアと同じコランダムという鉱物で、7月の誕生石です。
赤色の宝石「レッドスピネル」

レッドスピネルは、様々なカラーバリエーションがあるスピネルの中でも赤い色のものを指します。長い間ルビーと間違えられていました。イギリス王室の王冠にセットされている140ctの「黒太子のルビー」は、実はスピネル。
2021年12月に日本の誕生石が63年ぶりに改訂され、8月の誕生石として新たにスピネルが追加されました。
赤色の宝石「ガーネット」

1月の誕生石ガーネットは様々な色合いがありますが、大きく分けて2種類、赤色系(パイラルスパイト系)と、緑色系(ウグランダイト系)があります。
アルマンディンガーネットやパイロープガーネット、ロードライトガーネットが赤色を呈しています。
赤色の宝石「血赤サンゴ」

3月の誕生石サンゴ。血赤サンゴはベニサンゴの中でも色の濃いもの。宝飾品に使われるサンゴは「宝石サンゴ」といい、珊瑚礁を形成する「造礁珊瑚」とは別物として区別されます。
紀元前2万年以上前、旧石器時代より宝飾品として使われ、日本でも古くから愛されてきた宝石の一つです。
赤色の宝石「レッドベリル」

レッドベリルは、アクアマリンやエメラルドと同じベリル(緑柱石)という鉱物で、別名「レッドエメラルド」とも呼ばれています。
世界でもアメリカのユタ州とその周辺でしか採掘されない、希少石の中でもとてもレアな存在です。
赤色の宝石「ルベライト」

ルベライトは、10月の誕生石トルマリンの一種。ラテン語で「赤から生まれた」という意味の「ルベリウス」に由来します。
ロシアのロマノフ王室が所有していた「いちごの彫刻」は世界最大のルビーと思われていましたが、実はルベライトでした。
まとめ

今回は「赤色の宝石」を一覧でご紹介しました。赤は、情熱・愛・生命力を象徴する色。装いに取り入れるだけで、印象をぐっと華やかにしてくれます。
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