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魅惑のイタリアンジュエリー

魅惑のイタリアンジュエリー【最終回】第3のイタリア

2022年2月28日

歴史ある金細工、洗練されたデザイン、大ぶりながら軽やかさも併せ持つ、魅惑のイタリアンジュエリー。その魅力を皆様によりご堪能いただけるよう、イタリアンジュエリーにまつわる知見をご紹介いたします。

(番組ガイド誌「GSTV FAN」2022年3月号掲載記事をWEB用に再編集しております)

中世からつづく「第3のイタリア」

(左)フィレンツェの街並み、(右)フィレンツェのベッキオ橋にはジュエリー店が多数

 近代工業都市でも農耕地域でもなく、職人による伝統産業が発達したヴェネチア、ボローニャ、フィレンツェの周辺地域は「サードイタリー(第3のイタリア)」と呼ばれています。特にイタリアンジュエリーの歴史は深く、紀元前7世紀にはこの地域で金細工が作られていたとか。

紀元前7世紀頃の銀のフィブラ(ブローチ)

 イタリア全土に8000社以上の貴金属ジュエリーメーカーの登録がある中、そのうちの6000社以上がこの「第3のイタリア」と呼ばれる地域に集中しています。

 現在GSTVでご紹介しているメーカーも全てこの地域の街に根付いた地理的、歴史的な背景をもとに発展してきました。文化と伝統に裏付けされた彼らの作品は、創造力、独創性と、何よりも身につけた時の美しさを最優先し、さらに技術面では軽量化において他国を寄せ付けない優位性があります。今、世界中のジュエリーバイヤーの目に留まっているのは、一朝一夕の単なる偶然などではなさそうです。

終わりに

 連載3回に亘り、イタリアンジュエリーにまつわる知見をご紹介してきました。現在、GSTVはイタリア大使館貿易促進部とパートナーシップを結び、イタリアのジュエリーおよびジュエリーメーカーのプロモーションを行なっています。気になるジュエリーがございましたら、ぜひお手にとってお楽しみください。


\もっと見たい方!/
GSTVでは、様々なデザインのイタリアンジュエリーをご用意しております。

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