宝石辞典

ダイヤモンドの4C「クラリティ」とは【宝石豆知識】

2020年9月1日

本記事では、ダイヤモンドを評価する際で使用する「4C」の内の一つ「クラリティ」についてご紹介します。

4C「クラリティ」とは

クラリティとは10倍の拡大で見える「内包物(インクルージョン)」の大きさと種類のことを言います。

内包物(インクルージョン)とは、ダイヤモンドの中に含まれる小さな天然の異物です。内包物はほぼすべての宝石に見られますが、その多くが顕微鏡でしか見えないくらいで、拡大してみなくては分かりません。

内包物の種類や含有率は宝石によって違いますが、一般的に宝石の美しさを損なうものでなければ容認され、宝石と地球の自然な関係の証しとして好まれることもあります。

GIAダイヤモンド・クラリティ・スケール

内包物が多いほど石の透明度が下がり輝きを損なうことから、内包物が少ないほど石の価値が高まります。

FL IF VVS1 VVS2 VS1 VS2 SI1 SI2 SI3 I1 I2 I3
傷がない 内部に傷がない ごくごく微量の内包物がある ごく微量の内包物がある 微量の内包物がある 内包物がある
  • FL = Flawless(傷がない)…専門家が10倍のルーペで見た時に内包物や傷が認められない。
  • IF = Intemally Flawless(内部に傷がない)…専門家が10倍のルーペで見た時に内包物が認められないが、表面に微かな傷がある可能性がある。
  • VVS1、VVS2 = Very Very Slightly(ごくごく微量の内包物がある)…専門家が10倍のルーペで見た時に、ほとんど見えるか見えないかぐらいの微量の内包物がある。
  • VS1、VS2 Very Sligtly(ごく微量の内包物がある)…専門家が10倍のルーペで見た時に、小さな結晶や曇り、フェザーと呼ばれる羽毛状のヒビなど、ごく僅かな内包物がある。
  • SI1、SI2、SI3 =Slightly Included(微量の内包物がある)…専門家が10倍のルーペで見た時に、多少の内包物が認められる。
  • I1、I2、I3 = Imperfection(内包物がある)…専門家が10倍のルーペで見た時に、内包物が明確に認められる。

※添えてある数字は、その等級内の程度差を表します。

透明度のグレード「SI3」

透明度のグレードSI3は、ダイヤモンド業界からSI2とI1の間の差が大きすぎるという声が上がったために作られました。

EGL(ヨーロッパ宝石研究所)がSI3のグレードの鑑定書を発行するようになり、ラパポート・ダイヤモンド・レポート(最も権威のあるダイヤモンドの価格ガイド)も価格リストにSI3のグレードを加えるようになりました。

まとめ

ダイヤモンドの4C「クラリティ」についてご紹介いたしました。

4Cには、クラリティ以外にもカラーカットカラットの評価対象があります。合わせてチェックしてくださいね。

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