ピンクトルマリンとルベライトの極みをご紹介【宝石王子®大松彰の極みの中の極み】

毎週土曜日放送の「極みの宝石ショッピングアワー」でご紹介した商品の中から、さらに厳選した 「極みの中の極み」ジュエリーを取り上げてまいります。

GSTV番組ガイド誌「GSTV FAN」2023年3月号掲載

時代とともに変遷するトルマリンの魅力
個性の時代にふさわしく色のニュアンスを楽しむ宝石

ピンクトルマリンのペンダントブローチをご紹介

こちら2点は以前ドイツで購入した貴重な作品。巧手も見事ですが、あらためてトルマリンという時代の変遷とともにテイストも変わってきた宝石の楽しさ、面白さを見つけることができます。

16世紀頃にはブラジルのものが出回っていたそうですが、まず注目されるのは19世紀末から20世紀初頭にかけてのアメリカ、カリフォルニア州のトルマリンたちでしょうか。それらの色とりどりのトルマリンは当時、隆盛を誇った中国に多く収められました。番組でもパラ鉱山の商品がありましたが、その名残です。その後、新たにブラジルの鉱山が続々発見されて日本のトルマリンブームの火付け役となります。青インディゴライト、赤ルベライト、緑ヴェルデライト、紫シベライト、無色アクロアイトなど、ベリル同様に様々な呼称が付けられ愛されてきました。

最近はアフリカのトルマリンも人気でミントカラーやバイカラー、パートカラーなど個性の時代にふさわしく色のニュアンスを楽しむ宝石となっています。放送でも多くのコメンテーターが大変難しい化学式を持っていると話されてますね。大きなサイズがまだ望めるとはいえ、カラット単価はかなり上がっていますので、欲しいサイズのものはお早めに！

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K18WG ピンクトルマリン ダイヤ ペンダントブローチ T 23.28ct D 2.01ct

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K18WG ピンクトルマリン デマントイドガーネット パライバトルマリン ダイヤ ペンダントブローチ T 約14.00ct DTG 約0.60ct PRT 約0.27ct D 約0.13ct

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ルベライトのリングをご紹介

非常にきれいなストロベリーレッドという風合い3ctアップの大きさを楽しめる逸品

となると、こちらの3ctアップは是非お手にしてほしい逸品です。単色の濃いものは今のアフリカ勢の特長を考えると多くは見られないかもしれません。非常にきれいなストロベリーレッドという風合いでしょうか。こういった赤で大きさを楽しめる宝石は少ないですから、前述したブラジル産のルベライトを買い逃した方はチャンスです。トルマリンのサイズがあるタイプを求められる声が多いと聞いておりますし、かつ3ctがロットで買い付けができにくくなっているのも気になります。身につけている方をとても魅力的に見せてくれる宝石トルマリン、是非ご検討ください。

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PT950 ルベライト ダイヤ リング RT 3.470ct D 0.41ct

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大松 彰（おおまつ あきら）

2015年秋 FGA（英国宝石学協会正会員）取得、ジュエリーコーディネーター１級、天然石検定１級、真珠のプロSA（シニアアドバイザー）　※「宝石王子®」は大松彰の登録商標です。

＞大松 彰のプロフィール・Q&A

毎週土曜19時放送の「極みの宝石ショッピングアワー」

毎週土曜19時放送の「極みの宝石ショッピングアワー」。番組が気になる方は、GSTVオンラインストア「TV番組表」から録画放送をご覧いただけます。ぜひチェックしてくださいね。

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