宝石でよく聞く「カッティング」の言葉。「カッティング」とは美しい宝石が出来上がるために重要な工程のことです。今回の記事では「カッティング」について解説していきます。

カッティングとは

カッティング（別名：宝石細工）とは原石が宝石に変化する工程のことです。この工程によって宝石をある形に決め、光沢と色を引き出し、ジュエリーにセットできるようにします。

ダイヤモンドと違って、色石には変化に富んだ光学的特質があり、画一的な理想形にカットされるわけではありません。

良いカットの色石は、均一な色や許容範囲の数のインクルージョン、 見事な輝きを示し、トップから見たときにカラット重量の大部分が見えるものです。

カッティングのスタイル

宝石カッティングのスタイルはファセットカットの宝石※とノンファセットカットの宝石※に分けられます。

カットの形

宝石のカッティングは、主に原石の形状によって決まります。

最もよく使われるオーバルカット

宝石カットの種類はたくさん存在しますが、その中でもオーバルカットは美しさとカラット重量の保持について一番バランスがとれるため、最も良く使われています。

他のシェイプを選ぶのに考慮する要素として、デザインの美しさやインクルージョン、カラット重量の損失、色があります。

ファセットカットのカッティング工程

ファセットカットのカッティングは次のような段階をふみます。

まとめ

今回はカッティングについてご紹介させていただきました。

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