宝石辞典

コーネルピンの特性、特徴、希少性、石にまつわる伝説について

1995年11月9日

「コーネルピン」の特性、特徴、希少性、石にまつわる伝説についてご紹介します。

コーネルピンとは

コーネルピン「プリスマティン」とも呼ばれる希少石。ブラウンや渋いグリーカラーでの産出が多く、鮮やかなブルーやエメラルドのような鮮やかなグリーンは人気があり、価値が高くなります。見る角度によって色が変わる多色性があります。

コーネルピンの特徴
原産地 マダガスカル、スリランカ、タンザニア
ブルー、茶、グリーン、オレンジ
属性 コーネルピン
硬度6.50 - 7.00
屈折率1.66 - 1.70
比重3.27 - 3.45

名前の由来

1884年にグリーンランドのフィスカーネスで発見され、デンマーク人の地質学者で探検家でもあるアンドレアス・N・コーネルプにちなみ名づけられました。

コーネルピンの伝説・歴史とは

コーネルピンは、クリスタル療法では教えとコミュニケーションの宝石とみなします。また躁うつ病患者の感情の起伏を抑え、現状の不正な取り決めを見抜く力を与えてくれると言われています。

コーネルピンの特徴・特性とは

コーネルピンは珍しい宝石で、かつてはコレクション用に限られていましたが、毎日身につける宝石としてに適しているため、人気が出ています。

見つかる場所

変成鉱物であるコーネルピンは、マグネシウム、アルミニウム、ホウケイ酸塩の合成物。その結晶は、川の中の岩の陰や蛇行しているところにできる沖積鉱床で見つかります。

また、コーネルピンは次のような宝石と同じ鉱床で見つかることもあります。

  • サファイア
  • ルビー
  • クリソベリル
  • トパーズ
  • ガーネット
  • ジルコン
  • ダイオプサイド
  • アンダルサイト
  • スピネル
  • アイオライト

多色性

コーネルピンは屈折率がエメラルドよりやや高いだけで、インクルージョン(内包物)が見られるという特徴も共通していますが、2つの宝石は簡単に見分けがつきます。それはコーネルピンには多色性があるからです。

見る角度によって、コーネルピンの色は茶から無色、緑、緑がかった 黄、黄、ピンクあるいはラベンダーに変わります。

しかしコーネルピンをカットするときは、可能な限り緑色に見える結晶軸の方向にファセットを作ります。緑がコーネルピンの持つ色合いの中で最も珍しく、最も好まれる色だからです。

キャッツアイ効果

コーネルピンには、キャッツアイ効果※が見られるものもあります。

キャッツアイ効果とは

別名「シャトヤンシー」とも呼ばれる「キャッツアイ効果」とは、猫の目のような一条の光が現れる光の効果のことを言います。

カボションカットに仕上げられたコーネルピンは、反射効果により、表面に一本の明るい光の筋を見せることがあります。これはコーネルピンの中にある、きめの細かく、並んだ繊維状のインクルージョンによって現れる現象なのです。

まとめ

「コーネルピン」の特性、特徴、希少性、石にまつわる伝説・歴史についてご紹介いたしました。

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